📘 この記事の要約
Space Age最後にして最難関の惑星アクィロの完全攻略ガイドです。液体アンモニアの海に浮かぶ氷山、加熱しなければ凍結する建物、ソーラー出力わずか1%、鉱石ゼロという過酷環境。それでも、ステップバイステップで進めれば必ずクリアできます。準備→ソーラーブートストラップ→給熱塔→氷プラットフォーム拡張→低温プラント→核融合発電→エンドゲームまで、7ステップで徹底解説。よくあるトラブルと解決策もまとめました。

アクィロってどんな惑星?
アクィロはSpace Ageで最後に訪れるべき惑星であり、Factorioの集大成ともいえる場所です。ナウヴィスから遠く離れた恒星系の外縁に位置し、全面が液体アンモニアの海で覆われた極寒の世界。わずかな氷山の上に工場を建設していきます。
ここがアクィロの醍醐味なんですが、敵MOBは一切いません。じゃあ楽なのかというと、まったくそんなことはない。加熱しないと建物が凍って止まる「凍結メカニクス」、ソーラー出力がナウヴィスのたった1%、鉱石資源がゼロ、地形拡張は氷プラットフォームのみ……と、環境そのものが最大の敵です。覚悟してください。
でも安心してください。ステップを踏んで進めれば必ず攻略できますし、アクィロを制覇したときの達成感は最高です。核融合発電が動き出した瞬間、レールガンタレットで巨大アステロイドを粉砕した瞬間——Factorioをやっていてよかったと心から思えるはず。
アクィロに到達するには、ヴルカヌス・グレバ・フルゴラのすべてで工場を確立した後、以下の研究を完了する必要があります:
- ロケットタレット
- 高度アステロイド処理
- 給熱塔
- アステロイド再処理
- 電磁サイエンスパック
つまり、アクィロはFactorioのすべてを経験したプレイヤーだけがたどり着ける、まさに最終試練です。
Step 1:準備 — 何を持っていくか
ここ、めちゃくちゃ大事です。アクィロには鉱石資源が一切ありません。鉄、銅、石炭、石はすべて他の惑星から輸入する必要があります。忘れ物をすると「あれ足りない、これ足りない」で何往復もするハメになります。
最低限持っていくべきもの:
- 🔧 組立機2 × 数台 — 化学プラントより消費電力が低く、ブートストラップに最適。効率モジュール3を入れると消費電力が激減します
- ☀️ ソーラーパネル × 15枚以上 — 1/8速度での最低限の稼働用。余裕をもって30〜60枚あると安心
- 🔋 効率モジュール3 × 6〜9個 — ソーラー出力が極端に弱いので、電力消費の削減が生命線
- 🔥 給熱塔用の燃料 — ロケット燃料が高効率でおすすめ。最低でも50個は持参
- 🧱 鉄板・銅板・鋼材 — 大量に。現地生産できないので最初の建設に不可欠
- 🏗️ コンクリート — 氷上のほとんどの建物にはコンクリートタイルが必要。500枚以上推奨
- 🔴 ヒートパイプ × 100本以上 — 加熱ネットワークの構築に大量消費します
- 🔬 化学プラント × 数台 — アンモニア性溶液の分離処理用
- 📡 レーダー — 周辺の資源パッチを探索するため
重要な前提:惑星間物流を先に安定させてください。鉄・銅・石炭・石・コンクリートの安定供給ルートが確立されてから本格的にアクィロに着手するのがベストです。物流が不安定なままアクィロに行くと、何をするにも物資待ちになってストレスがすごいです。
Step 2:ソーラーブートストラップ — 最初の一歩
アクィロに降り立ったら、まずやるべきことは水の確保です。すべてはここから始まります。
アクィロのソーラー出力はナウヴィスのわずか1%。ソーラーパネル1枚でたった0.6kWしか出ません。でも、ここで諦めないでください。効率モジュール3を活用すれば、この極端に少ない電力でもちゃんと工場を動かせます。
ブートストラップ手順:
- 着陸地点の近くにソーラーパネルを15枚設置(合計約9kW)
- 組立機2を1台設置し、効率モジュール3を3個搭載 → 消費電力が約35kWまで下がる
- この組立機で氷→水のレシピを稼働(1/8速度だが動く!)
- 水が確保できたらオフショアポンプでアンモニア性溶液を汲み上げ
- 化学プラントでアンモニア性溶液を氷とアンモニアに分離
ソーラーパネル59枚あれば組立機2をフル速度で動かせますが、最初はそこまで必要ありません。1/8速度でも水は生産されるので、焦らず少しずつ拡張しましょう。大事なのは最初の水→蒸気発電のラインを作ることです。
💡 ヒント:ロボットはアクィロでは電力消費が5倍になります。最初のうちは手動建設がおすすめ。ロボットを使うなら充電インフラの整備を忘れずに。
Step 3:給熱塔と加熱システム — 凍結との戦い

水が確保できたら、次は加熱システムの構築です。ここがアクィロ攻略の核心部分。加熱されていない建物はほぼすべて凍結して停止してしまいます。
凍結メカニクスの基本ルール
- 建物の解凍には、隣接する熱源(ヒートパイプ含む)から30°C以上の熱が必要
- 「隣接」= 1タイル以内(斜めも含む)
- 建物ごとに異なる量の熱を消費して凍結を防止
- 地下ベルトと地下パイプは地上版の約5倍の熱を消費する(極力使わない!)
- バーナー系エンティティ(給熱塔含む)と熱生成機械は凍結しない
- ヒートパイプ自体は環境への熱損失がない(エンティティの加熱でのみ熱を消費)
給熱塔のスペック
給熱塔はアクィロの生命線です。スペックをしっかり覚えておきましょう:
- サイズ:3×3のバーナー式(任意の燃料を使用可能)
- 効率:250%(燃料の2.5倍の熱を生成する優秀さ!)
- 最大温度:1000°C
- 蓄熱容量:5MJ/°C(500〜1000°Cの稼働範囲で2.5GJをバッファ可能)
- 暖機コスト:15°Cから500°Cまで約0.97GJ(ロケット燃料約10個)
- ⚠️ 最大温度でも燃料を消費し続ける(原子炉と同じ仕様)
加熱ネットワークの設計ポイント
ここがアクィロの独特のパズル要素で、ハマると最高に面白い部分です。
- ヒートパイプを惜しみなく使う — ただし地下に通せないので、ベルト・パイプと一緒にルーティングを計画する必要がある
- 建物にはベルト・パイプ・熱のすべてへのアクセスが必要 — この3つを同時に届ける配置が、アクィロならではのレイアウトパズルを生み出します
- コンクリートを断熱材として敷く — ヒートパイプや加熱された建物は氷を溶かしてしまうので、必ず下にコンクリートを敷くこと
- 給熱塔は中央に、ヒートパイプを放射状に配置するのが基本パターン
まずは給熱塔1台+ヒートパイプで小さな「温かいエリア」を作り、そこに蒸気タービンを置いて本格的な電力を確保しましょう。給熱塔+熱交換器+蒸気タービンの組み合わせが中盤の主力電力源になります。ロケット燃料をアクィロ現地で生産できるようになれば、電力は自給自足できるようになります。
Step 4:氷プラットフォームで領土拡張
アクィロの建設エリアは、最初は本当に小さな氷山だけ。通常の埋め立てや基礎は使えません。領土を広げるには氷のプラットフォームを製造して氷山を拡張する必要があります。
- 氷のプラットフォームを組立機で製造し、氷山の端に設置して面積を広げる
- 氷上に建物を置くにはコンクリートタイル(またはリファインドコンクリート)を敷く必要がある
- 開始地点は小さな雪/氷のパッチのみ——最初は窮屈に感じるが、プラットフォームが作れるようになると一気に世界が広がる
コンクリートの消費量がかなり多いので、惑星間物流でコンクリートを安定供給するルートは必須です。ここを疎かにするとすぐに建設が止まります。
Step 5:低温プラントと低温サイエンスパック

電力と加熱が安定したら、いよいよアクィロの花形施設低温プラントの出番です。
低温プラントのスペック
- サイズ:5×5
- 消費電力:1.5MW
- モジュールスロット:8(全施設中トップクラス!)
- 内蔵の生産性ボーナスはなし
- レジェンダリーの生産力モジュール3を8個入れると+200%の生産性
低温プラントの専用レシピ:
- 低温サイエンスパック — リチウム板とフルオロケトン(低温)が材料
- フルオロケトン冷却 — 核融合発電ループの重要工程
- 量子プロセッサー — すべての新惑星素材を使う最終ティア回路
- 核融合発電機、核融合炉 — エンドゲーム電力施設
通常の組立機・化学プラントのレシピも実行できるので、汎用性もバッチリです。
利用可能な現地資源

アクィロで現地調達できるのは液体資源だけ。固体の鉱石は一切ありません。
- ☀️ ソーラー出力:ナウヴィスの1%(0.6kW/枚)。ブートストラップ以外ではほぼ使えない
- 🌊 アンモニア性溶液:オフショアポンプで海から取得。化学プラントで氷とアンモニアに分離
- 🛢️ 原油:ポンプジャックで採取。ロケット燃料の原料
- 🔵 リチウム塩水:ポンプジャックで採取。リチウム板の原料(ホルミウム板が必要)
- 🟢 フッ素:ポンプジャックで採取。冷却液フルオロケトンの原料
- ⚠️ 鉄・銅・石炭・石は一切なし(すべて輸入必須)
- ⚠️ アンモニア性溶液、フッ素、リチウム塩水、アンモニアはバレルに入れられない(アクィロ専用液体)
低温サイエンスパックでアンロックされるもの
低温サイエンスパックの研究で解除される技術はどれも強力です:
- レールガンタレット — ダメージ10,000、射程40。デモリッシャーや巨大アステロイドに絶大な効果
- 核融合発電 — 核融合炉+核融合発電機システム
- 量子プロセッサー — 全惑星の素材を使う最終ティア回路
- 基礎(Foundation) — 他の惑星でも使える設置可能地形
- 携帯核融合炉 — 個人装備の最強電源
- 捕獲されたバイターの巣 — 防衛施設
- プロメチウムサイエンスパック — エンドゲーム研究に必要
Step 6:核融合発電 — 究極のパワー
アクィロの最終電力源であり、Factorio全体でも最も強力な発電システムが核融合発電です。これが動き出すと、電力問題は完全に過去のものになります。最高に達成感がある瞬間です。
核融合炉のスペック
- サイズ:6×6
- 入力:核融合パワーセル + フルオロケトン(低温) + 10MWの電力
- 出力:プラズマ(最大100MW相当)
- 隣接ボーナス:隣接する稼働中の炉ごとに+100%。最大実用ボーナス+500%
フルオロケトン循環ループ
ここが核融合発電で最も理解が重要なポイントです。フルオロケトンは消費されません。閉じた循環ループで回り続けます:
- フルオロケトン(低温)を核融合炉に投入
- 核融合炉がフルオロケトン(高温)を排出
- 核融合発電機がプラズマから電力を生成し、フルオロケトン(高温)を排出
- 低温プラントでフルオロケトン(高温)→(低温)に冷却
- 冷却されたフルオロケトンを再び核融合炉に戻す → ループ完成
つまり、最初に十分なフルオロケトンをシステムに投入すれば、あとは追加不要で永遠に回り続けます。消費されるのは核融合パワーセルだけです。
核融合発電機
- サイズ:3×5
- プラズマから電力を生成
- 最大出力:50MW
設計のコツ:核融合炉を隣接配置すると同じフルオロケトン消費量でより多くのプラズマが生成されます。2×3の6基配置で各炉に最大+500%ボーナス。このレイアウトが効率最大化のカギです。
Step 7:エンドゲーム — 砕けた惑星へ

アクィロの先には恒星系の縁への宇宙ルートが開かれます。ここがFactorioの真のエンドゲームです。
恒星系の縁では、他の宙域には出現しない巨大アステロイドが飛んできます。通常のタレットでは物理耐性が高すぎて歯が立ちません。ここで活躍するのがレールガンタレット。ダメージ10,000、射程40、8方向配置で、巨大アステロイドを圧倒的な火力で粉砕します。
最終目標は砕け散った惑星の到達。ここではプロメチウムサイエンスパックの素材が手に入り、最終研究への道が開けます。
アクィロからエンドゲームまで進めたあなたは、もうFactorioマスターです。ここまでの道のりは長かったと思いますが、この達成感はFactorioでしか味わえないものです。
よくあるトラブルと解決策
アクィロで多くのプレイヤーがハマるポイントをまとめました。困ったときはここを確認してください。
Q. 建物が動かない・凍結している
→ 隣接するヒートパイプまたは熱源の温度が30°C未満です。ヒートパイプが建物に1タイル以内で隣接しているか確認。斜めでもOKですが、2タイル離れていると届きません。給熱塔の燃料切れも忘れず確認しましょう。
Q. 熱がすぐに足りなくなる
→ 地下ベルト・地下パイプを使っていませんか?地下版は熱消費が5倍です。できるだけ地上のベルトとパイプに置き換えましょう。また、加熱エリアを広げすぎている可能性もあります。給熱塔を追加するか、エリアを分割して管理しましょう。
Q. 建物の下の氷が溶ける
→ コンクリートを敷いていますか?加熱された建物やヒートパイプは氷を溶かしてしまいます。必ず下にコンクリートを敷いてから建設してください。氷が溶けると建物ごと消えてしまうので、これは最優先で対処すべきです。
Q. 電力が全然足りない
→ ソーラーに頼りすぎていませんか?ソーラーは1%出力なのでブートストラップ専用と割り切りましょう。早めに給熱塔+熱交換器+蒸気タービンに移行してください。効率モジュール3の搭載も忘れずに。
Q. リチウム板が作れない
→ リチウム塩水からリチウム板を作るにはホルミウム板が必要です。ホルミウム板はフルゴラから輸入するか、惑星間物流で取り寄せましょう。
Q. フルオロケトンが足りない/核融合炉が動かない
→ フルオロケトンは循環型です。「足りない」のではなく、ループが途切れている可能性が高いです。低温→炉→発電機→低温プラントで冷却→炉に戻る、このループが正しく繋がっているか確認してください。最初にシステムに投入するフルオロケトンの量も十分か確認しましょう。
Q. ロボットが遅い・電池切れになる
→ アクィロではロボットの電力消費が5倍です。ロボポートを多めに配置して充電ステーションを増やすか、手動建設に切り替えることを検討してください。
Q. アンモニア性溶液をバレルに入れて輸出したい
→ できません。アンモニア性溶液、フッ素、リチウム塩水、アンモニアはアクィロ専用の液体で、バレルに入れることができません。これらの資源はアクィロ現地でのみ使用可能です。
攻略チェックリスト
最後に、アクィロ攻略の全体の流れをチェックリスト形式でまとめます:
- ☐ ヴルカヌス・グレバ・フルゴラの工場を確立
- ☐ 必要な研究をすべて完了
- ☐ 惑星間物流(鉄・銅・石炭・石・コンクリート)を安定化
- ☐ 初期物資を積んでアクィロへ出発
- ☐ ソーラーパネル15枚で最初の組立機を稼働
- ☐ 水の確保 → アンモニア性溶液の分離
- ☐ 給熱塔を設置して加熱エリアを確保
- ☐ 熱交換器+蒸気タービンで本格電力
- ☐ 氷のプラットフォームで建設エリア拡張
- ☐ 低温プラントを建設
- ☐ 低温サイエンスパックの生産開始
- ☐ フルオロケトンの生産と循環ループ構築
- ☐ 核融合炉+核融合発電機を稼働
- ☐ レールガンタレットをアンロック
- ☐ 恒星系の縁への宇宙ルートを開通
- ☐ 砕け散った惑星を目指す
まとめ
アクィロはFactorio Space Ageの集大成であり、すべてのプレイヤースキルが試される惑星です。凍結メカニクスという独自のパズル、極限環境でのリソース管理、そして核融合発電という壮大なゴール——どれをとっても他の惑星とは一線を画す体験が待っています。
大変なことは間違いないですが、一つ一つステップをクリアしていく過程は最高にFactorioらしい楽しさに満ちています。このガイドが、あなたのアクィロ攻略の助けになれば嬉しいです。
工場は拡張せねばならない——たとえ極寒の氷山の上でも。