Factorioの工場設計で最もポピュラーな手法が「メインバス」です。素材をベルトで一直線に流し、必要な場所で分岐させるシンプルな設計思想で、初心者から中級者まで幅広く使われています。この記事では、メインバスに流すべきアイテム・ベルト本数・レイアウトの実践的なコツを解説します。

メインバスとは?

メインバスとは、工場の中央を貫く複数のベルトラインのことです。製錬エリアで作った素材をベルトに載せ、一方向にまっすぐ流します。各生産ラインはバスからスプリッターで素材を分岐させて受け取る仕組みです。

メインバスのメリット:

  • 工場全体の流れが把握しやすい
  • 新しい生産ラインの追加が容易
  • ボトルネックの発見がしやすい
  • 拡張時にスパゲッティ化しにくい

バスに流すアイテムと推奨ベルト本数

すべての素材をバスに流す必要はありません。中間素材は生産ライン内で消費し、バスには基礎素材と主要な中間素材だけを流すのがポイントです。

必須アイテム

  • 鉄板:4レーン — 最も消費量が多い素材。序盤から終盤まで大量に必要
  • 銅板:4レーン — 電子基板や弾薬など用途が広い
  • 鋼材:2レーン — 建築資材やレールに使用。鉄板ほどの消費量ではない
  • 電子基板(緑基板):2レーン — ほぼすべてのレシピに関わる重要素材
  • 発展基板(赤基板):1レーン — 中盤以降の研究・生産に必須

推奨アイテム

  • 石レンガ:1レーン — 炉や壁の素材として便利
  • 歯車:1レーン — 消費先が多いためバスに流す派も多い
  • プラスチック棒:1レーン — 赤基板や上位モジュールに必要
  • 硫酸(パイプ) — 先端基板の生産に必要。パイプでバス沿いに配管

レイアウトのコツ

レーン間のスペース

同じアイテムのベルトは隣接させ、異なるアイテム群の間には2タイル分の隙間を空けましょう。この隙間は地下ベルトの出入口として使います。生産ラインへの分岐でバスを横断する際、地下ベルトを使えば他のラインと干渉しません。

スプリッターの使い方

バスから素材を分岐させるときは、スプリッターの出力優先度を活用します。メインバス側の出力を「優先」に設定すると、バスのベルトが満タンに近い状態を維持できます。下流の生産ラインにも安定して素材が届くようになります。

バスの始点と製錬エリア

製錬エリアはバスの始点に配置し、十分な生産能力を確保しましょう。電気炉48基で黄色ベルト1本分(秒速15アイテム)の鉄板を生産できます。バスのベルト本数に合わせて製錬エリアを設計してください。

メインバスの限界と次のステップ

メインバスはロケット打ち上げまでの工場設計に最適ですが、メガベース(SPM1000以上)になると限界が見えてきます。

  • ベルトの搬送量に上限がある(青ベルトでも秒速45アイテム)
  • バスが長くなりすぎてUPSに影響する
  • 各素材の需要バランスが崩れやすい

メガベースでは、列車を使ったシティブロック方式や、各生産ブロックが独立したモジュール式設計に移行するのが一般的です。まずはメインバスでロケットを打ち上げ、その経験を活かしてより大規模な工場設計に挑戦してみましょう。